そばめし
#23 — 和歌山県 夏
そばめし
「こんなんしかないけど」 — 焼きそば1袋をごはんでかさ増しした夏の救済飯 和歌山県の家庭で夏休みのお昼ごはんに作ってくれたそばめし。
焼きそばが1玉しかないときに、ごはんでかさ増しして大食漢の孫のお腹を満たしてくれた知恵の一品です。
「こんなんしかないけど」
「そばめしを出してくれる時は申し訳なさそうに出してくれたのを覚えています。」
材料
人分
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 材料 | |
| 焼きそば | 1玉 (1〜2cmに切る) |
| 焼きそば付属の粉ソース | 1袋 |
| ごはん | 1合 |
| 卵 | 1個 |
| キャベツ | 少し (千切りを短く切る) |
| ウスターソース | ちょっと |
| 料理酒 | ひとかけ |
| 紅しょうが | 少し |
| サラダ油 | 適量 |
作り方
- 01
フライパンに油をしいて、細かく切ったキャベツを炒める。
- 02
キャベツに火が通ったら、細かく切った焼きそばを入れて混ぜながら炒める。
- 03
ごはんを入れ、料理酒を混ぜ入れてから炒める。
- 04
粉ソースとウスターソースを混ぜながら炒める。
- 05
フライパンの端に寄せ、空いたスペースに油をしいて卵を割り入れる。
- 06
卵の上にそばめしをのせて40秒ほど加熱したらひっくり返す。お皿に盛り付けて紅しょうがを添えたら完成。
ものがたり
焼きそばが1袋しかなかった夏の昼、
「こんなんしかないけど」と、
祖母は申し訳なさそうな顔で出してくれた。
おばあちゃんの家はテーブルからキッチンが見える距離だったので、レシピは見て覚えました(4歳の時から両親がいなかったので、基本的におばあちゃんのご飯で育っています)。そばめしを出してくれる時は申し訳なさそうに出してくれたのを覚えています。いつも焼きそば3袋分作ってもらって食べていたのに、焼きそばが1袋しかなかった時の救済措置として作ってくれていて、「こんなんしかないけど」と言って申し訳なさそうな顔をしながら出してくれたのを昨日のことのように覚えています。
情報源: 記憶を頼りに書いている (語り部:こーじーさん)
食文化こぼれ話
そばめしは神戸市長田区が発祥とも言われ、お好み焼き屋さんで焼きそばとごはんを鉄板の上で一緒に炒めたのが始まりとされています。関西を中心に広まり、家庭でも手軽に作れるB級グルメとして親しまれています。