ホルモンオムそば ホルモンオムそば ※写真はイメージです
#27 — 和歌山県

ホルモンオムそば

焼きそば3袋が一人前 — 汗を流しながら作ってくれた夏休みのお昼

和歌山県のおばあちゃんが夏休みのお昼ごはんとして作ってくれた豪快な一品。
ホルモンの旨みとソースの香ばしさを焼きそばに閉じ込め、玉子でふんわり包んでかつおぶしをかけて仕上げます。
大食漢だった孫のために焼きそば3袋で作るのがおばあちゃん流だったそうです。

  • 調理時間 15分
  • 分量 1人分
  • 地域 和歌山県

「それでレシピは大体覚えています。」
「夏休みになると私のお昼ご飯をどうするかおばあちゃんは困っていたようです。」

— 次郎さんの食卓から(和歌山県)

材料

1人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
焼きそば麺 3っつ
キャベツ ちょっと
ホルモン ちょっと
一個
調味料
ソース(焼きそばソース+ウスターソースのブレンド) いっぱい (焼きそばソース大匙60g+ウスターソース40g)
かつおぶし ふたつかみ

作り方

  1. 01

    熱したフライパンに油をしき、ホルモンを入れて炒める。

  2. 02

    ホルモンにある程度火が入ったら、千切りにしたキャベツを投入。

  3. 03

    キャベツにも火が通ってきたら、炒めた具材を端に寄せ、空いたスペースに焼きそばを入れる。

  4. 04

    フライパンを上手く使って端に寄せた具材を麺の上に乗せ、2分程加熱。

  5. 05

    2分経過したら、フライパンを上手に振ってひっくり返す。

  6. 06

    麺に焦げ目がついていたら、ソースを投入して混ぜ合わせる。

  7. 07

    ある程度混ぜたら焼きそばをフライパンの端に寄せ、空いたスペースに油をしいて玉子を落とす。

  8. 08

    玉子の黄身にチョンと触れて割り、その上へ焼きそばを乗せる。

  9. 09

    45秒ほど加熱してから、フライパンを使ってひっくり返す。

  10. 10

    大きめのお皿へ盛り付け、かつおぶしを適量掛けたら出来上がり。

ものがたり

エアコンのないバラックの台所で、
汗を流しながら大食漢の孫のために、
祖母は焼きそば3袋を豪快に炒めた。

おばあちゃんの家はバラックで狭かったため、テーブルのすぐ近くにキッチンがあったのでどうやって料理しているか見ることが出来ました。それでレシピは大体覚えています。夏休みになると私のお昼ご飯をどうするかおばあちゃんは困っていたようです。焼きそば3袋を一人前(私用)としていることからわかってもらえると思いますが、子供の頃から私は大食漢でしたから。ですのでそんな私の胃袋を満たしつつ、予算を掛けないためにおばあちゃんが編み出した料理でした。当時のおばあちゃんの家はエアコンがなく、汗を流しながら焼きそばを作ってくれていました。それだけに苦労を掛けているなと痛感し、おばあちゃんのためにも頑張らなければと思いながら、毎年夏休みのお昼はおばあちゃんの焼きそばを食べていました。

情報源: 記憶を頼りに書いているその他 (語り部:次郎さん)

食文化こぼれ話

ホルモンは「放るもん(捨てるもの)」が語源ともされる内臓肉の総称で、戦後の食糧難の時代に広まったとも言われています。和歌山県や大阪府など関西圏ではホルモン食文化が根付いており、焼きそばやうどんに入れて食べるスタイルは関西の鉄板料理の定番のひとつとも言えます。