野菜たっぷり豆腐あんかけ
「お腹も身体もあっためんとね」 — 熱のある日のしょうがあんかけ 静岡県の家庭で、冬の寒い日や体調がすぐれない日に作ってくれた、身体をあたためるやさしいあんかけ。
しょうがのピリッとしたアクセントが食欲をそそります。
「今日は寒いから、お腹も身体もあっためんとね」
「冬の寒い時期に両親が仕事でいなくて、お腹を空かせていたときによく作ってくれました。」
材料
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 主材料 | |
| 絹豆腐 | 2パック (食べやすい大きさに切る) |
| にんじん | 1/2本(約75〜90g) (細めの短冊切り) |
| 小松菜 | 1束 (4〜5cmにカット。茎と葉を分ける) |
| 長ねぎ | 2本(約200g) (斜め切り) |
| コーン(缶詰) | 1缶 |
| しいたけ | 両手いっぱい (小ぶりのもの。石づきを取って半分かスライス) |
| 昆布 | 5cm |
| 調味料 | |
| しょうが | 30g (千切り) |
| 醤油 | 大さじ3 |
| 白だし | お鍋一回り |
| 酒 | 鍋一回り |
| 塩 | ひとつまみ |
| 片栗粉 | 大さじ3 (水で溶く) |
作り方
- 01
にんじんは短冊切り、小松菜は4〜5cmにカット(茎と葉を分ける)、長ねぎは斜め切り、しいたけは半分かスライス、しょうがは千切り、豆腐は食べやすい大きさに切る。
- 02
鍋に水600〜700mlと昆布を入れて中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す。
💡 昆布を入れっぱなしにするとえぐみが出る
- 03
にんじんを入れて2〜3分、しいたけ・長ねぎをさらに2分、小松菜の茎を1分、葉をサッと。火の通りにくい順に入れる。
- 04
醤油・白だし・酒・塩・しょうがを入れ、軽く混ぜて1〜2分なじませる。
- 05
豆腐とコーンをやさしく入れて1〜2分あたためる。
💡 豆腐は崩れないように注意
- 06
水溶き片栗粉を少しずつ回し入れ、混ぜながらとろみをつける。
💡 一気に入れるとダマになるので少しずつ
- 07
弱火で30秒ほど加熱してとろみを安定させ、味見して足りなければ醤油を少し足す。
ものがたり
両親のいない冬の日、
熱を出した日の優しいひと鍋。
「お腹も身体もあっためんとね」と、
シワシワの小さな手で作ってくれた。
冬の寒い時期に両親が仕事でいなくて、お腹を空かせていたときによく作ってくれました。熱が出た時にも、脂っこいものが食べられないときに肉も魚も入っていない優しい味付けで食べさせてくれました。「今日は寒いから、お腹も身体もあっためんとね」と言って、シワシワの小さな手でテキパキと大きな鍋に野菜を入れてグツグツ煮込んでくれた姿が目に浮かびます。しょうがのピリリとしたアクセントが加わって、寒い日も熱がある日もたくさん食べられました。
食文化こぼれ話
とろみをつけた「あんかけ」は料理を冷めにくくする知恵で、寒い季節に重宝されてきました。静岡県は温暖なイメージがありますが、内陸部は冬の冷え込みが厳しい地域もあり、あたたかい汁物や煮物が食卓の中心になることも多いようです。