うるめ寿司 うるめ寿司 ※写真はイメージです
#29 — 三重県

うるめ寿司

おもてなし上手な祖母のお正月 — 塩と酢でぎゅっと締めたウルメの寿司

三重県のおばあちゃんがお正月に親戚一同をもてなすために作っていたウルメイワシのお寿司。
塩と酢で締めたウルメは身がきゅっと引き締まり、少し甘めの酢飯との相性も抜群です。
料理好きでおもてなし上手だったおばあちゃんならではの一品かもしれません。

  • 調理時間 30分
  • 分量 10人分
  • 地域 三重県

「料理好き、お寿司好きの祖母で、人をもてなすことが好きな人だったため、親族が集まるお正月は朝から大量に買い込んだ食材で、残…」

— 麻弥さんの食卓から(三重県)

材料

10人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
うるめいわし どっさり
お米 炊飯器いっぱい
ウルメ用
多めに (全体にまぶすくらい)
ドバドバっと
生姜 適当に
酢飯用
昆布 1枚 (炊飯時に乗せる)
ドバドバっと
砂糖 適当に
鍋にいっぱい入れてたよ

作り方

  1. 01

    お米は研いで炊飯器に入れ、いつもより少なめの水分量にして、昆布を乗せて炊く。

    💡 少なめの水で炊くことで酢飯がベチャつかない

  2. 02

    ウルメイワシは手開きにしてはらわたやぜいごを取り、塩をまぶしてしばらく置いたあと、出てきた水分を捨てて、酢と生姜を混ぜたものにつけておく。

  3. 03

    炊きあがったご飯を寿司桶に移し、酢と砂糖と塩を混ぜて溶かしたものを回しかけ、切るように混ぜたあと、うちわで扇ぎながら冷ます。

  4. 04

    粗熱が取れた酢飯を一口サイズのシャリに握って、水分を切ったウルメイワシの酢じめを包み込むように乗せる。

ものがたり

親族の集まるお正月、
朝から大量に買い込んだ食材で、
残るほどのご馳走が食卓にずらりと並んだ。

料理好き、お寿司好きの祖母で、人をもてなすことが好きな人だったため、親族が集まるお正月は朝から大量に買い込んだ食材で、残るくらいたくさんの量の食事を作ってくれた。中でもウルメイワシのお寿司は、塩と酢で締めることで身がきゅっと引き締まり、酸味と塩味が少し強めのウルメと、少し甘めに仕上げた酢飯のバランスが最高で、子供ながらにお寿司の中で最も好きなネタとしてあげるくらい美味しかった。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった家族(親・きょうだいなど)から聞いた (語り部:麻弥さん)

食文化こぼれ話

ウルメイワシは目が潤んで見えることから「潤目」の名がついたとされ、三重県をはじめ太平洋沿岸で水揚げされる青魚です。鮮度が落ちやすいため、塩と酢で締めて保存性を高める調理法は沿岸部の漁師町で古くから行われてきたとも言われています。