さつまいものかき揚げ さつまいものかき揚げ ※写真はイメージです
#28 — 鹿児島県 秋・冬

さつまいものかき揚げ

鹿児島の郷土料理「がね」 — 衣に砂糖をたっぷり、兄弟でつまみ食い

鹿児島県ではさつまいものかき揚げを「がね」と呼ぶことがあるそうです。
砂糖を衣にたっぷり加えるのがおばあちゃん流で、外はカリカリ・中はもっちりした食感が特徴。
おやつにもおかずにもなる不思議な一品です。

  • 調理時間 15分
  • 分量 4人分
  • 地域 鹿児島県

「がね」
「たまにこの甘いお芋の味を思い出します。」

— たなかなかさんの食卓から(鹿児島県)

材料

4人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
さつまいも 中くらいのを2本 (中サイズ)
にんじん 彩りにちょっとだけ
小麦粉 ボウルにドサッと
砂糖 甘い方がうまいからたっぷり
ドロドロになるくらい

作り方

  1. 01

    さつまいもとにんじんを少し太めの千切りにする。

  2. 02

    ボウルに切った野菜を入れて、小麦粉と砂糖を加えてざっくり混ぜる。

  3. 03

    そこに水を少しずつ入れて、野菜に衣がもったりと絡むくらいにする。

    💡 水を入れすぎないように少しずつ調整する

  4. 04

    フライパンに多めの油を熱して、お箸で食べやすい大きさにまとめて落とし入れる。

  5. 05

    中火で両面がきつね色になるまでカリッと揚げ焼きにしたら完成。

ものがたり

揚げるそばから、
兄弟でつまみ食いしては怒られた。
外はカリカリ、中はもっちり、甘いお芋の味。

たまにこの甘いお芋の味を思い出します。鹿児島では「がね」と呼ぶ郷土料理みたいなものらしくて、おばあちゃんが揚げるそばから兄弟でつまみ食いしてよく怒られてました。外はカリカリで中はもっちりしていて、おやつのようなおかずのような不思議な食べ物です。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった (語り部:たなかなかさん)

食文化こぼれ話

鹿児島県はさつまいも生産量全国1位の産地で、「薩摩(さつま)」の名がそのまま芋の名前になったことでも知られています。鹿児島ではさつまいものかき揚げを「がね」と呼ぶことがあり、これは揚げた形がカニ(蟹=がね)の足に似ているからとも言われています。衣に砂糖を加えるのは鹿児島独特の甘い味付けの特徴で、おやつにもおかずにもなる存在です。