※写真はイメージです 春の訪れ ふきの煮物
裏山で摘んだ春の味 — 採れたてでないと作れないふきの煮物 春に採れたてのふきをだし汁と薄口醤油でさっと煮た、佐賀県のおばあちゃんの春の味です。
関西から帰郷するたびに作ってくれた懐かしい一品で、この時期しか食べられない旬の贅沢です。
「ふきは採れたてでないとあくが回ってしまいます。新鮮なうちに調理するのが大事だよ。」
「だし汁はふきが半分くらい浸かる程度。酒大さじ1、薄口醤油大さじ1程度。」
材料
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 主材料 | |
| 採れたてのふき | 適量 (採れたてが一番) |
| 調味料 | |
| だし | ふきが半分くらい浸かる程度 |
| 薄口醤油 | 大さじ1程度 |
| 酒 | 大さじ1 |
| 塩 | 適量 (あく抜き用) |
作り方
- 01
採れたてのふきを塩と共に板ずりして沸騰したお湯の中で5分ほど茹で、その後ふきの皮を剥く。
💡 板ずりすることであくが抜けやすくなる
- 02
ふきを4センチぐらいにカットして出汁と酒で5分ほど煮込む。
- 03
だし汁が少なくなってきたところに薄口醤油を加えて味を整えながら火を通す。
💡 薄口醤油を使うことでふきの色がきれいに仕上がる
ものがたり
春休みに祖母と一緒に裏山へ登り、
たくさんのふきを摘んだ日々。
採れたてでないとあくが回ってしまう、そんな一瞬の春の味。
春休みにおばあちゃんと一緒に裏山に登り、たくさんふきをとっていた記憶が今でも蘇ります。ふきは採れたてでないとあくが回ってしまいます。中学生になってから2年ほど春休みには帰郷できず、おばあちゃんが調理前のふきを送ってくれて母が作ってくれたのですが…苦味が強くてしばらく嫌になるほどでした…久しぶりに春に訪れた際に食卓に並んだふきに抵抗を覚えたのですが、一口食べると一気に大好きだったふきを思い出し、佐賀県に移り住んでからは自分でも作るようになった祖母直伝の味です!
食文化こぼれ話
ふきは日本原産の山菜で、春の訪れを告げる食材として古くから親しまれています。採れたてを使うのが最もおいしいとされ、裏山や畑の近くで自生するふきを摘んで料理するのは、田舎ならではの春の風物詩かもしれません。