肉じゃが 準備中
#05 — 兵庫県 秋・冬

おばあちゃんの肉じゃが

「味は心で決めるんや」 — 家中に広がる甘い香りの肉じゃが

兵庫県の家庭で愛される定番の肉じゃが。
寒くなり始める11月頃から食卓によく登場し、お正月やお祭りの日にも添えられる、いつでもそこにある安心の一品です。

  • 調理時間 30分
  • 分量 4人分
  • 地域 兵庫県

「味は心で決めるんや」
「まだかな、まだかな」

— みこさんの食卓から(兵庫県)

材料

4人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

材料
じゃがいも 手のひらに乗るくらいの大きさをゴロゴロ入れる
にんじん 細長く切って、鍋に半分くらい
玉ねぎ 大きめのを2個、皮をむいてざく切り (ざく切り)
牛肉 少し多めに、家族が喜ぶくらい
しょうゆ 鍋にひと回し
砂糖 手でひとつまみずつ加える
みりん 50cc
だし汁 ひたひたになるくらい

作り方

  1. 01

    じゃがいも・にんじん・玉ねぎは皮をむき、それぞれ適当な大きさに切る。牛肉は食べやすい大きさに。

  2. 02

    鍋に油をひき、牛肉を炒める。色が変わったら玉ねぎを加えて透き通るまで炒める。

  3. 03

    じゃがいもとにんじんを加えて軽く炒め、だし汁をひたひたに入れる。

  4. 04

    砂糖・みりん・しょうゆを加え、中火で煮る。

  5. 05

    沸騰したら弱火にして20〜25分煮込む。じゃがいもがやわらかくなるまで。

  6. 06

    煮汁が少なくなったら味を調整し、鍋の端から軽く混ぜて完成。

    💡 煮る間はあまりかき混ぜすぎない。じゃがいもが崩れるので鍋をゆするくらいでよい

ものがたり

「味は心で決めるんや」が口癖だった祖母。
煮込む間、甘い香りが家中に広がり、
兄弟とキッチンをのぞきに行った。

おばあちゃんはいつも「味は心で決めるんや」と言いながら料理していました。肉じゃがを煮ている間、甘い香りが家中に広がり、兄弟と「まだかな、まだかな」とキッチンをのぞいていたのを覚えています。煮込み終わったら家族みんなで「おいしい!」と声をそろえて食べるのが日常の幸せでした。煮汁を少し残しておくと翌日のお弁当の味もしっかりしみていて、2日目も楽しみでした。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった記憶を頼りに書いている (語り部:みこさん)

食文化こぼれ話

肉じゃがは「おふくろの味」の代名詞として広く親しまれていますが、そのルーツには諸説あり、舞鶴と呉が「発祥の地」を争ったことでも知られています。関西では牛肉を使うことが多く、関東では豚肉が主流とも言われています。