肉じゃが
#18 — 福岡県 秋・冬
肉じゃが
九州の甘めの醤油で — 「今日は肉じゃがだよ」の一言 福岡県の家庭で一年中愛された定番の肉じゃが。
特に寒い時期には「今日は肉じゃがだよ」の一言がいちばんの楽しみだったそうです。
「今日は肉じゃがだよ」
「このくらいかな」
材料
人分
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 材料 | |
| じゃがいも | 鍋いっぱいになるくらいゴロゴロ入れる (中サイズ・大きめの一口大) |
| 玉ねぎ | 大きいのを2つくらい (くし切り) |
| 牛こま肉 | 家族の人数分よりちょっと多め |
| にんじん | 彩りに1本 (乱切り) |
| 醤油 | 鍋をぐるっと2回くらい回す |
| みりん | 醤油と同じくらい |
| 砂糖 | 甘くなるまで少しずつ |
| 水 | 具材が半分くらい浸かるくらい |
作り方
- 01
じゃがいもは皮をむき大きめの一口大に切り、水に少しさらす。玉ねぎはくし切り、にんじんは乱切り。
- 02
鍋に油を入れ、中火で牛こま肉を軽く炒める。
- 03
玉ねぎ・にんじん・じゃがいもを加えて軽く炒める。
- 04
水を入れ、沸騰したらアクを取る。
- 05
砂糖を入れて少し煮たあと、みりんと醤油を入れる。
- 06
落とし蓋をして弱めの中火で15〜20分煮る。
- 07
じゃがいもがやわらかくなったら火を止め、少し置いて味をなじませる。
ものがたり
学校から帰ると、
台所から甘い醤油の匂いがする。
「今日は肉じゃがだよ」の一言に、子どもの頃の心が躍った。
学校から帰ると台所から甘い醤油の匂いがして、「今日は肉じゃがだよ」と言われるととても嬉しかったのを覚えています。おばあちゃんはいつも分量を量らず、「このくらいかな」と言いながら味見をして少しずつ味を整えていました。じゃがいもがやわらかくなるまでゆっくり煮て、最後に少し置いて味を染み込ませるのがこだわりだったそうです。
情報源: 家族や親戚の間で自然と受け継がれてきた (語り部:もかさん)
食文化こぼれ話
福岡県は九州の玄関口として多様な食文化が交差する地域。肉じゃがは全国どこの家庭でも作られますが、九州では甘めの醤油を使うことが多く、自然と味付けも甘めに仕上がる傾向があるとも言われています。