七草粥 七草粥 ※写真はイメージです
#41 — 千葉県

七草粥

1月7日の無病息災 — 鼻歌とまな板の音で目が覚めた冬の朝

1月の朝はまだ暗く、台所はとても冷え込んでいましたが、おばあちゃんがまな板を叩くリズミカルな音で目が覚めるのが毎年の恒例でした。
おばあちゃんは、歌を歌いながら「これで今年も風邪をひかないよ」と笑い、炊き立ての湯気と一緒に運ばれてくるお粥は、子供の私には少し苦味がありましたが、非常に安心できる優しい味でした。
特に、庭で採れた小さな野菜が入っていると、とても嬉しかったのを覚えています。

  • 調理時間 50分
  • 分量 4人分
  • 地域 千葉県

「1月の朝はまだ暗く、台所はとても冷え込んでいましたが、おばあちゃんがまな板を叩くリズミカルな音で目が覚めるのが毎年の恒例…」

— gheu4d32さんの食卓から(千葉県)

材料

4人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
お米 「お茶碗に山盛り一杯分」 (研いでザルにあげ30分ほど置く)
「お鍋の真ん中よりちょっと上、六分目くらいまで」 (お粥の好みの固さによる)
春の七草 「一握みずつ。カブ(スズナ)と大根(スズシロ)は小さいのを1個ずつ」 (セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)
調味料
「指三本でつまんで、味を見ながら二回くらい」 (お好みで調整)

作り方

  1. 01

    お米を研いで水に浸け、30分ほど置いておく。

    💡 おばあちゃんは「お米にしっかり水を吸わせるのが、ふっくら炊くコツだよ」と言っていた

  2. 02

    七草はさっと茹でて冷水にとり、細かく刻む。

    💡 おばあちゃんは、まな板の上で刻む時に鼻歌を口ずさみながら叩くように切っていた

  3. 03

    鍋にお米と水を入れ、最初は強火、沸騰したら弱火にする。蓋を少しずらして、40分〜50分じっくり炊きます。

    💡 途中で混ぜすぎると粘りが出てしまうので、「あまりいじらないこと」が鉄則

  4. 04

    お粥が炊き上がったら、刻んでおいた七草と塩を入れる。七草を入れた後は煮込みすぎず、色が鮮やかなうちに火を止める。

ものがたり

1月の冷え込んだ暗い台所。
まな板を叩くリズミカルな音と、鼻歌。
「これで今年も風邪をひかないよ」と祖母は笑った。

1月の朝はまだ暗く、台所はとても冷え込んでいましたが、おばあちゃんがまな板を叩くリズミカルな音で目が覚めるのが毎年の恒例でした。おばあちゃんは、歌を歌いながら「これで今年も風邪をひかないよ」と笑い、炊き立ての湯気と一緒に運ばれてくるお粥は、子供の私には少し苦味がありましたが、非常に安心できる優しい味でした。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった記憶を頼りに書いている (語り部:gheu4d32さん)

食文化こぼれ話

七草粥は、1月7日の「人日の節句」に食べる日本の伝統的な行事食。正月のご馳走やお酒で疲れた胃を休め、一年の無病息災を願って食べられてきたとされています。春の七草(セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ)を刻んで入れるのが習わしです。