サツマイモのいももち サツマイモのいももち ※写真はイメージです
#58 — 埼玉県 秋・冬

サツマイモのいももち

「イケる!」の一言から始まった — 川越の祖母のおやつ

川越は「小江戸」とも呼ばれ、サツマイモの名産地としても知られています。
皮を剥いたサツマイモを潰して片栗粉と混ぜ、バターで香ばしく焼き上げるいももちは、おばあちゃんの家に遊びに行くと必ず出てきたおやつの定番だったそうです。

  • 調理時間 15分
  • 分量 2人分
  • 地域 埼玉県

「片栗粉、砂糖、生クリームは気持ち片栗粉多めにしつつ大体それぞれ大さじ1杯くらい。サツマイモ1本分に対する分量の目安よ。」

— いもこさんのおばあちゃん(埼玉県)

材料

2人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
サツマイモ 1本 (皮を剥いてアク抜きする)
片栗粉 大体大さじ1くらい(気持ち多めに) (気持ち多めに)
砂糖 大体大さじ1くらい
生クリーム 大体大さじ1くらい
焼き・仕上げ
バター 適量 (フライパンに引く)
はちみつ お好みで (仕上げにかける)

作り方

  1. 01

    皮を剥いたサツマイモのアクを抜く。

    💡 水にさらして10分ほどアク抜きするとよい

  2. 02

    電子レンジで加熱し、十分に柔らかくなったらフォークでなめらかになるまで潰す。

  3. 03

    潰したサツマイモに、片栗粉、砂糖、生クリームを加えてよく混ぜる。

    💡 片栗粉を気持ち多めにするともちもち感が増す

  4. 04

    適量を取って、手で丸型に形を整える。

  5. 05

    バターを引いたフライパンに乗せ、焼き目がつくまで焼く。

  6. 06

    焼き目がついたらひっくり返して、両面を焼く。

    💡 じっくり弱火〜中火で焼くときれいな焼き色に

  7. 07

    両面が焼けたらお好みではちみつをかけて完成。

ものがたり

初めて食べた日に「イケる!」と言った孫の一言。
それ以来、祖母の家に行くたび、
このいももちが必ずお皿に並んだ。

子どもの頃からずっと祖母の家に行くたびに出てきたおやつでした。毎回作って出してくれるので、なぜか聞いてみたことがあります。すると、私は全く覚えていなかったのですが、初めてこれを私に出した時「おいしい!これイケる!」と言ったらしいのです。「イケる」という独特な言い回しが祖母にとっては可愛かったらしく、それ以来私が遊びに来る時は必ず作るようになったと聞きました。本人も覚えていないような些細なことを覚えていてくれて、毎回作ってくれるという祖母の愛を感じました。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった記憶を頼りに書いている (語り部:いもこさん)

食文化こぼれ話

川越は江戸時代からサツマイモの産地として知られ、「栗よりうまい十三里」という言葉でも親しまれてきたとも言われています。サツマイモを使ったおやつは川越の家庭で古くから作られてきたようです。