たくあん煮
※写真はイメージです
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#72 — 石川県 春・夏・秋・冬
たくあん煮
酸っぱい古漬けが大変身 — ごはんが進むおばあちゃんの知恵 古漬けのたくあんを煮物にアレンジした石川県の家庭料理です。
酸っぱくなったたくあんも、だし汁と調味料で煮ることで素朴で優しい味わいに生まれ変わります。
日常のごはんのおかずとして食卓に並んでいた一品です。
「古漬けのたくあんは塩気が強いから、水にさらして味見しながら塩抜きするのが大事だよ。」
「鷹の爪はピリッとした辛みがアクセントになるから、最後に入れるのがポイント。」
材料
人分
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 主材料 | |
| 古漬けたくあん | 2本ほど (薄い輪切り(5ミリほど)にして水にさらす) |
| 調味料 | |
| だし汁 | たくあんがひたひたになる程度 |
| 醤油 | 適量 |
| 砂糖 | 適量 |
| みりん | 適量 |
| 酒 | 適量 |
| 鷹の爪の輪切り | 一本 |
| 生姜すりおろし | お好みで (お好みで添える) |
作り方
- 01
古漬けのたくあんを薄い輪切り(5ミリほど)にして、たっぷりの水にさらす。たくあんの塩気がある程度抜けるまで味見して決める。
💡 塩抜きの加減はお好みで。味見しながら調整するのがコツ
- 02
ある程度塩気が抜けたら鍋にたくあんと水を入れて煮てゆでこぼす。
- 03
鍋にだし汁と下茹でしたたくあんと醤油、砂糖、みりん、酒を入れて煮る。
- 04
弱火で適度に煮てある程度経ってから鷹の爪の輪切りを入れてさらに3分ほど煮て完成。お好みですった生姜をそえる。
💡 鷹の爪は最後の方に入れると辛みが出すぎない
ものがたり
酸っぱい古漬けのたくあんが苦手だった。
でもこれなら食べられると知って、
祖母はよくこの煮物を作り、ごはんをおかわりした。
古漬けの酸っぱいたくあんが苦手だったけどこれならよく食べるのでおばあちゃんがよく作ってくれました。懐かしい素朴な味でごはんをおかわりした思い出があります。
情報源: おばあちゃん本人から直接教わった (語り部:みきさん)
食文化こぼれ話
古漬けのたくあんを煮物にする料理は、漬物文化が根づいた北陸地方で見られる家庭料理のひとつとも言われています。酸味が出てしまった古漬けを捨てずに煮て食べるのは、食材を無駄にしない昔ながらの知恵かもしれません。