※写真はイメージです 新生姜の佃煮
リュックを背負って買いに行った — 新生姜の季節の常備菜 信州・長野は寒冷な気候から保存食文化が発達した地域として知られています。
佃煮は常備菜として通年食卓に並ぶことが多く、新生姜の季節に大量に作り置きするのが慣わしだったとも言われています。
ふじっ子(昆布の佃煮)を加えることで旨みと粘りが増すとされており、それがこの一品のポイントとも言えるかもしれません。
「ツルヤの生姜じゃないとおいしい佃煮はできない」
「往復で15kmくらいあったので、一日がかりでした。」
材料
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 主材料 | |
| 新生姜 | たっぷり1袋分(鍋にいっぱい) |
| 酢(下ゆで用) | ひたひたの水にちょっと入れるくらい (水に加えて下ゆでに使う) |
| 煮汁 | |
| みりん | 100cc |
| 砂糖 | 250g |
| しょうゆ | 200cc |
| 酒 | 200cc |
| ほんだし | 少々 |
| 酢 | 100cc |
| 仕上げ | |
| ふじっ子(昆布の佃煮) | 1袋まるごと |
| 白ゴマ | 適量(ひとふり) |
作り方
- 01
新生姜を薄く切る。
- 02
酢100ccを入れた水に生姜をひたひたにして下ゆでする。
💡 アクを抜き、辛みをやわらげる工程
- 03
ゆでた生姜を水にさらし、水を切る。
- 04
煮汁の材料(みりん・砂糖・しょうゆ・酒・ほんだし・酢)を合わせ、生姜を煮込む。
- 05
汁が少なくなったら、ふじっ子を入れてかき混ぜる。
- 06
最後に白ゴマを加えて完成。
💡 冷蔵で1週間ほど保存可能
ものがたり
新生姜が店に並ぶ頃、
おばあちゃんはリュックを背負って、
往復15キロの道を歩いた。
おばあちゃんは、新生姜が店に並ぶ時期になると、リュックサックを背負って地元のツルヤというスーパーまで歩いて買いに行っていました。往復で15kmくらいあったので、一日がかりでした。「ツルヤの生姜じゃないとおいしい佃煮はできない」と言っていたそうです。三年前に亡くなってしまいましたが、本人が書き残したメモが今も大切に保管されています。
食文化こぼれ話
信州・長野は寒冷な気候から保存食文化が発達した地域として知られています。佃煮は常備菜として通年食卓に並ぶことが多く、新生姜の季節に大量に作り置きするのが慣わしだったとも言われています。ふじっ子(昆布の佃煮)を加えると旨みと粘りが増すとされており、それがこの一品のポイントかもしれません。