けんちょう
※写真はイメージです
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#65 — 山口県 春・夏・秋・冬
けんちょう
山口の郷土料理 — 両親を待つ夜に祖母が作った大根と豆腐の煮物 けんちょうは山口県の郷土料理で、大根と豆腐を炒め煮にした素朴な一品です。
「けんちょう」という名前は「巻繊(けんちん)」が訛ったものとも言われています。
安価な材料で簡単に作れて満足感もある、まさにおばあちゃんの知恵が詰まった家庭料理です。
「大根、人参、豆腐は食べたいだけ入れていいけど、基本的にそれぞれ半分くらい。」
「調味料は大さじ1から2杯を作る量に合わせて入れる。」
材料
人分
※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。
| 主材料 | |
| 大根 | 食べたいだけ(半分くらい) (イチョウ切りにする) |
| 人参 | 食べたいだけ(半分くらい) (イチョウ切りにする) |
| 木綿豆腐 | 食べたいだけ(半分くらい) (潰しながら入れる) |
| 調味料 | |
| しょうゆ | 大さじ1から2杯を作る量に合わせて (作る量に合わせて調整) |
| 砂糖 | 大さじ1から2杯を作る量に合わせて |
| みりん | 大さじ1から2杯を作る量に合わせて |
作り方
- 01
大根と人参をイチョウ切りにして、鍋で炒める。
- 02
木綿豆腐を潰しながら入れて、大根と豆腐の水分で煮る。
💡 水分が足りない場合は出汁か水を足して煮込める程度の水分量をキープする
- 03
しょうゆと砂糖とみりんで味をつける。
💡 味が濃い場合は出汁か水を入れて調整する
ものがたり
共働きの両親を待つ夜、
近所の祖母の家で食卓を囲んだ。
大根と豆腐だけの素朴な一皿が、ずっと心に残っている。
両親が共働きだったので、帰ってくるまでは近所の祖母の家で面倒をみてもらってました。仕事の都合で両親の帰宅が遅くなると、祖母と一緒に夕食を食べていたのですが、その時によく作ってくれました。大人になってからふと思い出し、記憶を頼りに作ってみたら再現できました。安価で簡単な上に満足感もある料理なので、今もたまに作ります。
情報源: おばあちゃん本人から直接教わった記憶を頼りに書いている (語り部:HKさん)
食文化こぼれ話
けんちょうは山口県全域で親しまれている郷土料理で、「けんちん」が訛ったものとも言われています。大根と豆腐という身近な材料だけで作れる庶民の味として、古くから各家庭で受け継がれてきたようです。