生姜甘辛煮丼 生姜甘辛煮丼 ※写真はイメージです
#62 — 福島県 春・夏・秋・冬

生姜甘辛煮丼

夏休みに4回は出てきた — 雪平鍋とバターの甘辛煮丼

福島県の田舎のおばあちゃんが作る生姜甘辛煮丼。
雪平鍋にバターを引いて豚肉と根菜を煮込み、生姜で仕上げて九条ネギと白葱を散らす、ご飯のおいしさと具の素朴な味わいが見事に調和した一杯です。

  • 調理時間 20分
  • 分量 1人分
  • 地域 福島県

「出汁は最後に少しだけかけるのがコツ。汁だくにしてしまうと丼自体の味がブレるから、お玉の三分の一くらいの量にしてね。」

— 冬景色さんのおばあちゃん(福島県)

材料

1人分

※ おばあちゃんのレシピでは「だいたいこのくらい」で作ることも多いため、分量は目安としてご覧ください。

主材料
豚肉 適量
牛蒡 適量 (みじん切りにする)
蓮根 適量 (みじん切りにする)
生姜 適量 (最後に加える)
九条ネギ 適量 (千切りにして仕上げに散らす)
白葱 適量 (千切りにして仕上げに散らす)
ごはん 丼1杯分
調味料
バター たっぷり (雪平鍋に引く)
醤油 適量
みりん 適量
適量
砂糖 適量
少々加えていく (味が薄い場合に加減する)

作り方

  1. 01

    まず雪平鍋を用意します。そこにたっぷりのバターをひいてコンロを弱火にセットします。

  2. 02

    バターが溶け出したら豚肉を入れて軽く炒めます。

  3. 03

    その間に牛蒡と蓮根をみじん切りにして鍋に入れます。少し炒めたら適量の水を加えて具を煮込んでいきます。

  4. 04

    アクが出てくるので、それを丁寧に掬いながら、野菜と肉の出汁が出るのを待ちます。

    💡 丁寧にアクを取ると仕上がりが澄んだ味に

  5. 05

    大体7分くらい煮込んだら醤油、みりん、酒、砂糖を適量入れて再び5分煮込んでいきます。

  6. 06

    肉や野菜に味が染み込んできたら少し味見をして塩加減を調節。味が薄いと思ったら塩を少々加えていきます。

  7. 07

    最後に生姜を入れて3分ほど煮込みます。

  8. 08

    その間にどんぶりにご飯をよそい、白ネギと九条ネギを千切りにしておきます。

  9. 09

    鍋で煮込まれた豚肉蓮根牛蒡の煮込みをどんぶりに乗せて先ほど切った葱をその上から満遍なく散らします。

  10. 10

    最後に鍋の出汁を少しだけかけて生姜甘辛煮丼の出来上がりです。

    💡 出汁は気持ち少量に。汁だくにすると丼の味がブレるのでお玉の三分の一くらい

ものがたり

田舎の夏休み、週に4回はこれが出た。
お代わりするたび、
「これ、ほんと好きだねぇ」と嬉しそうに笑う顔が忘れられない。

これは、幼少の頃によく田舎のおばあちゃんが作ってくれたのですが、これが本当に美味しくて忘れられません。福島県の田舎に夏休み毎年行くと1週間に4回は、この料理が出てきます。正直、そんなに出されたら嫌になって飽きるかなと思いましたが毎回新鮮な気持ちで新たな美味しさに出会えるので本当に今でも大好きで思い出の味です。ご飯のおいしさと具の素朴な味わいが見事に調和されていて絶対に一回はお代わりしてしまいます。おばあちゃんが私がお代わりするたびに「これ、ほんと好きだねぇ」と嬉しそうに言ってくれる顔が今でも忘れられません。なので、その反応が見たいがためにお代わりしていたというのも多少ありますね。

情報源: おばあちゃん本人から直接教わった記憶を頼りに書いている (語り部:冬景色さん)

食文化こぼれ話

福島県の田舎で育まれた家庭料理。雪平鍋でバターを使うところが独特で、根菜と豚肉の素朴な味わいに生姜の風味がアクセントになっています。